ボクシングでノーモーションでジャブを打つためのコツと練習方法

ボクシングでノーモーションでジャブを打つためのコツと練習方法

ボクシングのジャブの打ち方は基本となります。効果的なジャブを打つためにノーモーションという考え方があります。ノーモーションのジャブとはどの程度効果的なのでしょうか。

スポンサードリンク

ボクシングでノーモーションでジャブを打つためのコツと練習方法

相手にパンチを当てるためには、相手にパンチを出すと気づかれないことが一番です。
「今から打つぞ」と思われている状態では、簡単にガードされるでしょうし、避けるのも難しくありません。
しかし、強いパンチを打つためには、それなりの行動が必要であり、相手に油断をさせたタイミングなどを見計らうことになるのですが、出来るだけモーションを少なくするための練習をしておけば、ジャブなどを相手に当てやすくなります。

 

ノーモーションで打つ効果があるのが、ジャブです。
ボクシングにおけるジャブの効果は、選手によって様々であり、ジャブの使い方をどれほどうまく出来るかによって、ボクシングの試合を制するとも言われています。
ジャブは、他のパンチに比べるとノーモーションで打てるパンチであり、腰の回転などを伴わないからこそ、相手に気づかれにくいパンチになります。
シャドーボクシングをしている時は、ジャブがノーモーションで打てているかどうかを鏡を見ながら確認するようにしてみてください。

 

スポンサードリンク

 

ノーモーションでジャブを打てるようになると試合運びが断然変わってくる

ボクシング初心者が最初に覚えるパンチの種類は通常ジャブですが、ジャブは単に初心者向けのパンチということではなく、すべてのパンチにつながるテクニックです。
そして、ジャブにもいろいろな変化を付けることができ、それによって試合運びを上手に進めることができるようになります。
その一つの大事なテクニックが、ノーモーションでのジャブというものです。
ノーモーション、つまり予備動作がないため、相手からするといきなりジャブが放たれてきますので、よけるのが難しくなってきます。
ジャブはもともと、相手との距離を取ったり、相手が近づきにくくしたりするために打つものですが、その効果が格段に高まってきます。
自分のペースで試合運びができるようになって、主導権を常に持てるようになりますので、ノーモーションジョブというのはとても大事なテクニックとなります。

 

まずはプロのジャブをしっかりと研究することから始める

ノーモーションのジャブはぜひとも覚えたいテクニックですが、頭でイメージしている通りに打てるようになるには、かなりの練習が必要となります。
また、単に練習を繰り返すだけでは、ノーモーションのコツがつかみにくいものです。
そのため、まずはプロの動きをしっかりと研究することが大事です。
自分のジャブと比較してみて、どこか足らないのかをしっかりと見極めるようにしましょう。
プロのノーモーションジャブは、さすがとも言うべきもので、まったく無駄な動きがなく普通の構えからいきなりジャブが出てきます。
しかし、よく注意してみると、その構えや腕の位置、肩の角度など、平常時の構えがすでにジャブを繰り出しやすい姿勢となっていることに気づくでしょう。
そのため、まずは、自分の基本スタイルをチェックしてみて、よりパンチを出しやすい状態となっているかを確認し、少しでもプロの形に近づけることが重要です。

 

スポンサードリンク

 

重心がしっかりと安定しているかでノーモーションの出来が変わってくる

ノーモーションのジャブを打つためのコツとして重要なのは、重心がしっかりとジャブを打てるところにあるかということです。
重心が安定しないと、無理に腕だけでジャブを打とうとしても体が傾いてしまいますし、スピードが出ません。
リーチも伸びませんので、中途半端なジャブとなってしまいます。
そこで、かかとを少し浮かした状態で、重心を前のめりにしているという基本ポジションをきちんと確保することによって、無理のないジャブをすぐに打てるようになります。
また、ジャブを打つための体のひねりや重心移動が不要となりますので、より動きのつかみにくいジャブとなって、ノーモーションの質が上がってくるでしょう。

 

鏡を見ながらしなやかにパンチを出せるかを繰り返しチェックする

ノーモーションのジャブは、いかに相手に感知されないように拳を出せるかということにかかっています。
そのため、自分で自分のパンチの様子を鏡で見ながら、どれだけ無駄な動きが入っていないかをチェックしながら練習するのはとても重要です。
まず、下半身と腰を固めた状態で、肘を伸ばす動作で拳をいかに速く動かせるかを確認してみましょう。
そして、力が入り過ぎてぎこちない動きにならないように、しなやかで鞭のように伸びていく腕のイメージを持ちながら、拳を出していきます。
その際には、力をできるだけ入れないようにして、とにかくスピードを重視してジャブを出していきます。
ジャブが伸びきった瞬間、もしくは相手に当たるタイミングで拳に力を入れるようにして、引く動作に意識を向けてください。
そうすることで、より手数の多いパンチをより速く出せるようになります。

 

ジャブの場合は、あまり体重を入れすぎないようにすることで、より速くモーションの少ないパンチが打てるようになります。
あまり足の動きに注意を取られて重心を動かし過ぎると、大きな動作になってしまって相手に悟られてしまいます。
また、体が傾く分だけ隙ができてしまいますので、相手に付け込まれるチャンスを与えてしまうのです。
そのため、重心はあくまで基本ポジションのままにして、肩から先のスムーズでしなやかな動きに意識を集中するようにしましょう。

 

このようにしてノーモーションのジャブを練習することで、ジャブの質を高めることができるようになります。
たかがジョブとは言え、完全なノーモーションで打てるようになれば、相手にとってはかなりの脅威となり、完全に試合の主導権を握るのに役立ちます。
プロのようなノーモーションジャブを習得するにはなかなか難しいものがありますが、少しでもジャブのレベルを上げるのに大きな助けとなりますので、地道なトレーニングを繰り返すようにしましょう。
ボクシングのテクニックでも習得しづらいものの一つですが、練習するだけの価値が十二分にあります。

 

スポンサードリンク

前の記事 ボクシングのジャブの打ち方|ジャブのバランスでボクシングをする
次の記事 ボクシングのジャブの打ち方|角度を変えると効果的

スポンサードリンク