ボクシングで腹筋が役に立つ理由

ボクシングで腹筋が役に立つ理由

ボクシングでは腹筋が命になると言われています。どのように腹筋が命になるのかご紹介します。

ボクシングで腹筋が役に立つ理由

ボクサーには欠かせない筋肉の一つ腹筋

ボクサーは強く速いパンチを打つため、そして防御をするために鋼のような筋肉が必要となります。
もちろん、ボクサーとしてのトレーニングを普通にしていれば、体脂肪が減っていきますので筋肉が自然と目立つようになりますが、とりわけ腹筋はボクサーの象徴的な筋肉と言えるでしょう。
ボクシングを上達するためには、いろいろな筋肉を鍛えていく必要がありますが、腹筋はその中でも重要度が高いものと言えます。

 

プロボクサーの体を見ても分かる通り、日々のトレーニングで腹筋がかなり締まっています。
その理由の一つとしては、ブローを受けた時に腹筋がないととても耐えられないためです。
腹筋を鍛えることは、ボクシングでは当たり前とされており、様々な効果をもたらしています。
ボディブローは、体全体にダメージを蓄積させることが出来るので、足止めにつながります。
足が止まれば、フットワークが重くなりますから、顔へのパンチであったり、これまで決まらなかったコンビネーションが当たるようになってきます。

 

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腹筋を鍛えておかないと、相手のパンチで足が止まってしまい、強力なパンチを顔面に受けやすくなるということです。
ボクシングの試合では、常にブローを受けることになりますので、強く厚い腹筋がないとボクシングが成り立ちません。
ブローはまともに受けると、とてもダメージの大きいものですので、少しでもダメージを弱めるためには、ガードの技術を高めることと同時に、腹筋を鍛えることが欠かせないのです。
とはいえ、実戦ではブローを完全にガードすることができないケースも多いので、やはり自分の腹筋を鍛えて、たとえ打たれてしまったとしても耐えられるようにすることが大事なのです。

 

体幹を鍛えて安定した動きができるようになるのもメリットの一つ

腹筋は体の中心にあるということもあって、全体の動きをコントロールするのにとても重要な役割を果たします。
腹筋を鍛えると体幹も鍛えることができるようになります。
体幹を鍛えることによって、安定した動きを取ることができるようになり、より自分の思う通りの動きができるのです。
特にパンチを打ち、拳を戻すという一連の動作をよりスムーズに行えるようになりますので、より強いボクサーとなるのに大きな助けとなります。
さらに、体勢を崩してしまった時も腹筋が強いとリカバリーするのがとても楽になりますので、常に安定した状態でボクシングをすることができるようになります。
全体のパフォーマンスを上げるのにとても重要な筋肉ですので、腹筋を鍛えることに注意を向けることによって、一段上のレベルに行けるようになるでしょう。

 

また、腹筋は体の中でも比較的大きな筋肉の一つですので、体脂肪を効率よく燃焼するために大きな働きをします。
ボクサーにとって脂肪が付いてしまうのは大きな問題となりますので、体脂肪を燃やしてくれる腹筋は全身の筋肉の比率を上げるのに役立ち、ボクサーとしてのスキルを上げることにつながるのです。
ストイックに体重制限や体脂肪率のコントロールすることはボクサーの宿命とも言えることですが、そのために腹筋を鍛えるということは、強いボクサーとなると共に、より効果的に自分の体をコントロールするのに役に立ちます。
このように、ボクシングにおいては腹筋はとても重要なものですので、日常の筋力トレーニングの中でも、腹筋を重要視してしっかりと鍛えるようにしましょう。

 

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筋トレメニューの中に腹筋を必ず入れる

ボクシングでは腹筋はとても重要な筋肉ですが、求めるようなレベルまで腹筋を鍛えるためには、それ相応の期間と効率の良いトレーニング方法を取る必要があります。
まずは、筋トレメニューの中に、シットアップやクランチなどのトレーニングを取り入れて、常に腹筋を鍛えるようにすることが大事です。
こうして腹筋を鍛えるということを習慣化することによって、着実に腹筋を手に入れることができるようになります。
腹筋を重視したトレーニングメニューを作るようにして、早い段階でしっかりとした筋肉の厚みを作ることで、効果の違いを感じモチベーションを高めることができます。

 

しっかりとした腹筋トレーニングの習慣ができたら、そのトレーニングの質を高めることにも注意を向けるようにしましょう。
いつまでも同じような方法でトレーニングを続けていると、腹筋の持続力は付くものの、強い腹筋がなかなか育ってくれないというジレンマに陥ることがあります。
そのため、トレーニング内容を改善することに今度は集中してください。
たとえば、腹筋トレーニングをする時には、腹筋に意識を集中することと、単に腹筋に力を入れるのではなくお腹を引っ込ませる感覚を維持しながらトレーニングをします。
こうすることで、硬い筋肉を付けることができるようになりボクシング向けの腹筋へと変化していくのです。

 

ストイックに腹筋を鍛えていく

ボクシングのために腹筋を鍛えるのであれば、ボクシングならではのストイックな方法で鍛えるのもありでしょう。
それは、ひたすらボディーブローを打ち込んでもらい、どこまで耐えられるかを試すというものです。
また、よくジムでも見られる光景ですが、仰向けに寝た状態でボールを上から腹に向けて落としてもらい、腹筋の力だけで耐えるというトレーニングもできます。
ブロー対策になりますし、強くて頑丈な腹筋を鍛えるのに適した方法ですので、この方法もチャレンジしてみると良いでしょう。
腹筋を鍛えるついでにボクシングの実戦にも役立つ対策ができますので、大きなメリットを得られることになります。

 

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