縄跳びボクシングトレーニングのやり方と、縄跳びを使う理由

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縄跳びボクシングトレーニングのやり方と、縄跳びを使う理由

ボクサーが行うトレーニング方法の中でもメジャーな方法

ストイックなトレーニングが求められるボクサーは、たくさんのトレーニング方法を組み合わせて体を鍛えています。
そのうちの一つとして、とてもメジャーなのが縄跳びです。
縄跳びをトレーニング方法に取り入れないボクサーは少ないと言えるほど、とても一般的な効果的な方法なのです。
ボクサーが縄跳びをすることにはいろいろな理由があり、効率よくボクサーとして必要な力を鍛えるのに役立ちます。

 

ボクサーにとって欠かせないものを培う

縄跳びがボクシングトレーニングの中でも重要なものとなっている理由の一つは、リズム感を身に付けられるということです。
ステップを踏むにしても、相手の動きをかく乱するためにもリズムよく体を動かすというのはとても大事で、ボクサーにとってはリズム感というのは欠かせない能力となっています。
リズム感を身に付けられるトレーニング方法はいくつかありますが、中でも縄跳びは効果的な手段です。一定のリズムを感じながら跳んでいくことによって、体にそのリズムを刻みことができ、自然とリズムよく体を動かしていく感覚を身に着けられるのです。

 

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また、手首を鍛えるのにも縄跳びはとても役に立ちます。
ボクシングでは、手首の力と柔軟性というのは、パンチのスピードやパワーに大きく関わってきますし、ディフェンスをする際にも大事なポイントとなります。
縄跳びは手首の力としなやかな回転運動によって行うものですので、自然とボクシングに必要な手首の力と柔軟性が身に着くのです。
さらに、持久力を身に着けるのにも縄跳びは大きな助けとなります。
同じ動作を長時間行うことによって、肺活量や足腰の筋肉を強化することができるようになります。
ボクシングでは、一瞬のパワーだけではなく、一試合を闘い抜く持久力がとても大事な要素となりますので、縄跳びを日常のトレーニングに加えることでその力を得られるようにしましょう。

 

軽快なフットワークの練習にもなる

ボクシングの基本とも言えるのがフットワークですが、より軽快にテンポよく足を運べるようになるには、かなりの練習が必要となります。
そのための効果的な練習の一つが縄跳びなのです。
スピーディーに縄跳びをすることによって、できるだけ速く足を動かすという感覚を体に身に着けさせることができますし、そのために必要な筋肉を培うこともできます。
ボクシングの上達には縄跳びは欠かすことができない練習方法の一つだと言えるでしょう。

 

リズムを意識しながら縄跳びをする

ではどのように縄跳びをトレーニングに取り入れて効果的にスキルをアップさせることができるのか、ということが次に考えるべき点です。
闇雲に縄跳びをするのではなく、縄跳びがボクシングに役立つ理由を考えながらトレーニングをするようにしましょう。
まず、リズム感を養うことが一つの大きな理由となっていますので、跳んでいる時にはテンポ、もしくはリズムを意識しながら行うようにしましょう。
どんな跳び方をするにしても、リズムを一定にしてそのテンポを頭の中でカウントしながら行うことが大事です。

 

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ボクサーが行うトレーニングとしての縄跳びにはいくつかのバリエーションがありますので、それぞれをたまに変えながら行うと、気持ちをリフレッシュさせることができますし、リズム感を養うのに役立ちます。
一般的な両足跳びに加えて、片足を交互に上げて走るようにして跳ぶラン・イン・ブレースというものがあります。
また、ボクサー跳びと呼ばれるものもあって、これは片足を交互に二回ずつ上げながら跳ぶというものです。筋力を付けるためにも、ワンランク上のリズム感を身に着けるのにも役立つ、高度な跳び方と言えます。
徐々に自分にできる縄跳びのバリエーションを増やしていって、基本的な能力を高めていくようにしましょう。

 

また、シャッフル跳びと呼ばれるボクサーのフットワーク能力を高めるためにとても役立つ跳び方もあります。
これは、基本的にはボクサー跳びと同じものです。
片足を交互に二回ずつ跳ぶのですが、この際浮かせている方の足も軽くつま先だけで地面に触るようにします。
見た目上は両足跳びなのですが、重心は完全に片方の足にかかっています。
この跳び方は、ボクシングのステップの足の動きと同じになりますので、同じ場所にいながらにしてステップの練習ができるようになります。
重心移動の仕方やリズムを体で覚えることができるとても優れた方法ですので、縄跳びをボクシングトレーニングに取り入れるのであれば、この跳び方ができるようになると良いでしょう。
最初は、頭が混乱してしまって思うように跳べないことが多いですが、練習を繰り返していくうちに上手に、リズムよく跳べるようになっていきます。
どの跳び方も意味があり、効果のあるものですので、少しずつバリエーションを増やしていき効率的な練習ができるようにしましょう。

 

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